安心して死を受け入れるために

私たちの身体が行き着く先は「死」です。私たちが学んだ他のすべてがたとえ間違っていたとしても、これだけは疑いようのない事実です。そしてほとんどの人はその死を怖がっています。これはある意味とても奇妙なことです。 万人に必ず訪れることを怖がるのですから。

死んだら灰になる。素朴な客観主義がベースにある科学はこの事実に何も付け足すことができません。またなんの慰めの言葉を生み出すこともできません。だから、この事実に耐える強靭な精神を備えている人でない限り、何かしらの「創作された慰めの物語」を必要とし、信じ込もうとするのです。そしてそのとき人は不誠実（自覚されない知的矛盾の放置）になります。

この場合、不誠実であるがゆえに安心して死を受け入れることは出来ないのではないでしょうか。

この不意誠実さから脱出できる道は二つあります。その一つが自覚に基づく素朴な客観主義からの脱出です。そしてもう一つが、「全体性」の完全な受容です。本ブログは二つの道の合流地点への導きをサポートしています。

すべての日本国民が幸せでありますように。

言葉に愛と祈りを込めて。