盲点
眼にはその構造上盲点と呼ばれる見えない領域が存在しますが、盲点の存在が意識にのぼることはありません。なぜなら、視野が欠損している領域の情報が自動的に補完されるからですが、同じように私たちの意識にも欠落があり、それが自動的に補完されているのです。
私たちは自らによって創られた物語に囲まれた世界の中で生きています。この物語は変更可能ですし、望むよう変更するために生きているわけですが、私たちは物語に閉じ込められて(閉じこもって)いるため、自分一人では変更できません。だから私たちは他人と生きていく必要があるのです。お互いのために。
他人は盲点の外側に住んでいます。そして互いに白い箱の上で出会うのです。
すべての日本国民が幸せでありますように。
言葉に愛と祈りを込めて。