ポリフォニー・オブ・ライブズ

ようこそ。新しく生まれる世界へ。楽しく自由な仲間たちによる。

日本の霊性④

日本は何でも受け入れますが何にも似ていません。日本とは個別的であればあるほど普遍的になります。<日本>が日本であったときに、<世界>は世界であることができます。日本以外の国々が世界の手、足、腕、腿、頭、胴体だとしたら、日本は肚です。日本以外の国々が肉体だとしたら、日本は精神です。日本以外の国々が我であるとしたら、日本は非我です。日本以外の国々が自我であるとしたら、日本は他我です。日本以外の国々が外(ソト)であるとしたら、日本は内(ウチ)です。日本以外の国々が広さだとしたら、日本は深さです。日本以外の国々が表であるとしたら、日本は奥です。日本以外の国々が物であるとしたら、日本はそれを入れる器です。日本以外の国々が色(シキ)としたら、日本は空(クウ)です。日本以外の国々が神を必要とするなら、日本は天皇を必要とします。日本以外の国々の政治形態がウシハクなら、日本はシラスです。日本以外の国々がそれぞれ宗教でばらばらになるとき、日本はその宗教を和のリングでつなぎます。

このような対比はいくらでも作ることができます。このバランスにおいて世界は世界たるのですが、日本が自らを忘れれば忘れるほどバランスが崩れ、世界は病み、闇の中に吸い込まれていきます。 今の世界はどうでしょうか?この危機の自覚のうえにしか日本は再生しないように思います。

一人一人の自覚を期待します。それには飛ぶ勇気が必要です。初めて空を飛ぶ鳥のように。

 

すべての日本国民が幸せでありますように。

言葉に愛と祈りを込めて。