ポリフォニー・オブ・ライブズ

ようこそ。新しく生まれる世界へ。楽しく自由な仲間たちによる。

はじめて空を飛ぶ鳥のように

あなたには今世界がどのように見えていますか?平和ですか?それとも恐怖に満ちていますか?あなたは今幸せですか?それとも不幸ですか?あなたが世界をどのように知覚し、認識しているか知りませんが、それは他の人と同じ世界ではありません。それは「あなたの世界」であり、ルビンの壺のたとえで言えば、あなたの「顔」なのです。そこは実在するというより、あなたによって創られた「世界」であり、あなただけの閉じた「世界」です。

自分で創った「世界」ですから、好きなだけそこで遊べばいいわけですが、その「世界」とは違う「世界」があるということを分かってください。例えば、もしあなたが生きるのが辛いなら、生きることが辛くない「世界」が線の反対側に存在しています。もしあなたが人に心を許せないのなら、心を許せる「世界」が反対側に存在しているのです。ただ、私たちは線のこちら側が「世界」の全てだと思っているので、自分の「世界」をすべての人に共通の唯一の世界だと思っているにすぎないのです。

その線を超えるためにはどうしたらいいのでしょうか?

声を聞くことです。反対側の「世界」から聞こえる声を。今まで理解しようとしなかった声を。この世界は逆説に満ちています。なぜなら、あなたの理解を超えた「世界」が存在していて、その「世界」から聞こえる声があなたの世界観を逆転させるからです。

心の貧しい人は幸いである。天の国はその人たちのものである。

悲しむ人々は幸いである。その人たちは慰められる。

(マタイ福音書 5:3-4)

たとえば聖書にあることのような言葉は逆説の代表格と言えると思いますが、真実です。反対側にある「世界」も、あなたが世界と思っている「世界」も全体に属していますから、互いに声が聞こえ、互いに線を越えて移動が可能なのです。

線を超えてください!でもどうやって?――

 

飛ぶのです。その声を頼りに。勇気をもって。はじめて空を飛ぶ鳥のように――。

 

すべての日本国民が幸せでありますように。

 ―言葉に愛と祈りを込めて。