道(2)
もし私たちに生きるべき道があるとするなら、私たちに自由はないのでしょうか?そうかもしれません。ただ自ずとそうなるので、不自由に感じることはなく、むしろ使命感や生きがい、喜びをその道の上に見出すことでしょう。そしてむしろ自由を感じるでしょう。
自由は不自由さが先に意識されない限り意識されません。だからもし石に心があったら、重力に従って落下する時でさえ自由を感じるかもしれません。私たちは進むべき道以外の道を行くとき、そこに不自由を見出します。だから、好きに選べるように見える九十九の道より、進まざるを得ない一つの道のうちに最終的に自由を見るようになるのです。
すべての日本国民が幸せでありますように。
言葉に愛と祈りを込めて。