ポリフォニー・オブ・ライブズ

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メタモルフォーゼの『扉』⑧

誰だって選択していますし、これまでだって選択してきました。例えば、「カレーを食べようか、それともラーメンにしようか?と迷ってカレーに決めた」とか、「どの大学を受験するかで悩んだけどA大学にした」とか、毎日乗る電車の車両、今日着る服、好きだと告白するかどうか、人生常に選択問題が付きまとっています。でもメタモルフォーゼは起きていませんね。何故でしょう?私が言っていることと何が違うのでしょうか?

メタモルフォーゼを引き起こす選択とは?―――それは、「自分がそれを選択した」と言うことなんです。簡単でしょう?でも実際にやったこと(言ったこと)ないでしょう?これがメタモルフォーゼを起こす秘訣なのです。蝶になる秘訣なのです。

選択は無意識になされる場合も多いですし、なんとなく、フィーリングで、人に言われたからとか、過去にやったことがあるからとか、あまり「自分が選んだ」と思ってやっていないでしょう。理由はあってもなくてもいいんですが、選択したときに「自分がそれを選択した」「これに続くことはすべて受け入れる」と言ってください。世界が動き始めます。固定されていた世界が動き始めますから。

たとえば植物の種。机の引き出しに入れておいても芽は出ません。でも水をかけると。。。その水があなたが「私がそれを選択した」と言うことなのです。